『間取りと妄想』 大竹 昭子 亜紀書房

『間取りと妄想』
大竹 昭子 
亜紀書房

(あらすじ)
世界初(!?)の間取り小説集。13の間取り図から広がる、個性的な物語たち。
身体の内と外が交錯する、ちょっとシュールで静謐な短編小説集。

(感想)
読みたいなぁと思っていたけれど、発売からもう3年経っていた。
時が経つのは早い。
「船の舳先にいるような」「巻貝」「月を吸う」が好み。
読み、間取りを見直し、また読むのが楽しい読書体験だった。

(書籍詳細は画像をクリックするとご覧いただけます)


大竹 昭子  (オオタケ アキコ)  (著/文)
小説、エッセイ、ノンフィクション、写真評論、書評、映画評など、ジャンルを横断して執筆。トークと朗読の会<カタリココ>主催。また東日本大震災以後、<ことばのポトラック>も毎年開催。散歩マニアにして無類の間取り好きである。写真も撮り、座談の名手としても知られる。
小説作品に『随時見学可』、『図鑑少年』、『ソキョートーキョー』があり、他に『彼らが写真を手にした切実さを―《日本写真》の50年』、『日和下駄とスニーカー』、写真集『ニューヨーク1980』など多数。

コメント