『雪の練習生』多和田 葉子 新潮社

『雪の練習生』多和田 葉子 新潮社

(あらすじ)
サーカスの花形から作家に転身し、自伝を書く「わたし」。
その娘で、女曲芸師と伝説の「死の接吻」を演じた「トスカ」。
さらに、ベルリン動物園で飼育係の愛情に育まれ、世界的アイドルとなった孫息子の「ク
ヌート」。
人と動物との境を自在に行き来しつつ語られる、美しい逞しいホッキョクグマ三代の物語。

(感想)
どの表現も美しくて、参考書のすべてを蛍光ペンで塗りつぶす阿呆の受験生みたいになっ
てしまうところだった。
この本が発行された年に、すぐに読みたかった。

(書籍詳細は画像をクリックするとご覧いただけます)

コメント